2007年10月22日

木ノ本の獅子舞

 木ノ本の獅子舞(県指定無形民族文化財)
 10月21日(日)木本八幡宮(和歌山市西庄)の秋季例大祭で恒例の獅子舞が奉納されました。この獅子舞は全国でも珍しい「梯子獅子」といわれるもので、ダンジリの上の地上約5メートルの高さに渡された2本の青竹の上で舞うものです。



 500有余年の伝統を持つといわれるこの獅子舞は、2人1組で演じる勇壮な獅子舞であるが、演じ手となるまでには相当の修練を要するもので、地元では「保存会」をつくり平素から修練を重ねているとのことである。



舞の内容は、百獣の王ライオンが生まれたばかりの子獅子を谷底に蹴落とす場面や、這いあがってくるわが子を待ちながら谷底をのぞく姿や、やがて元気なわが子の姿を見て安心して居眠りする場面などが、太鼓、笛などにあわっせていきいきと演じられています。(写真は大祭前日の準備風景です)

  


Posted by jiiyasan at 10:40Comments(3)