2008年02月16日

確定申告



 確定申告はじまる。
  
   所得税 贈与税 (H20. 2.18~3.17)
   個人事業者の消費税 (H20.2.18~3.31)

 節分、バレンタインデーなどの一連の行事が が終わると、恒例の確定申告のシーズン(上記の期間)にはいります。市広報をはじめ、街にはPRの懸垂幕などで、早期の申告を呼びかけています。

 税金には、所得税、消費税、県市民税、固定資産税などさまざまな種類があるが、このうち所得税については1年に1度、前年1月1日~12月31日の1年間に生じたすべての収入の額を計算し、その金額に対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金(給与、年金収入者等)や、予定納税した税金などと精算し、申告、納税、還付などの手続きを行うことを確定申告といいます。







 
納税相談所の開設等
 税金の仕組みは複雑ですが、給与収入や年金収入のあった人で何らかの理由で年末調整を済ます機会のなかった人や、年途中で退職し年末調整を受けなかった人などは申告する必要があり、また医療費などの控除申告すれば、その金額によっては納付した税金から還付を受けることもできます。

 今年もこの期間中は税務署では毎日相談窓口を多くして対応(2月24日、3月2日の日曜日も開庁の予定)するほか、和歌山市内9ヶ所に納税相談会場が開設されることになっています。
 各会場には税理士が派遣され無料で納税相談や申告書の記載指導に応じることになっていますから、開設日を確かめてお出かけください。(ただし、税金の種類によっては、税務署に行き手続きが必要なものもあります。)

相談会場へは
 ① 収入を証明する源泉徴収票(給与、年金収入者)や 収支決算書(事業収入のある人) 
 ② 所得から控除を受けられる証明書類等
を持参して下さい。
 
なお、今年の申告から所得税の変わった点は
 (1)税源委譲による所得税の変更
 ほとんどの人は、今年の所得税が減りますが、その分は住民税が増えます。これは国から地方へ税金の移し替えをするもので、所得税と住民税を合わせると個人の税負担は変更ありません。 
 (2)定率減税の廃止
平成18年度まであった定率減税制度は廃止
 等です。
                    


   


Posted by jiiyasan at 10:11Comments(3)