2008年02月29日

加太淡島神社


 
 淡島さん
 朱塗りの拝殿が美しい淡島神社は(左)、加太湾(右)の南端に、淡島さんの愛称で全国的に知られ、毎年3月3日の雛祭りに、神社に奉納された雛人形を白木の船に乗せて海に流すという「雛流し」神事で有名です。

 【由緒】
 神功皇后が、西国出兵からの帰途、激しい嵐に出会い、神に祈ると「船の苫を海に投げて、ながれのままに船を進めよ」とのお告げがあり、その通りりにすると、友ヶ島に船が着いた。この島に少彦名命と大己貴命が祀られていたので、感謝の気持ちを込めて、お祈りされた。そして神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が、「遠い島では何かとご不自由であろう」と二神を対岸の加太の地に遷されたのが、加太淡島神社のおこりである。  (淡島神社の栞から)

 【祭神】 
 少名彦命(すくなひこのみこと)
 大己貴模命(おほなむじのみこと)
 息長足姫命(あきながたらしひめのもこと)(神功皇后)
 
 ご祭神の少彦名命は、医薬の神様、特に、女性の病気回復や」安産・子授けなどに霊験あらたかといわれ信仰をあつめています。




 雛人形と針塚
 淡島神社には、雛流しのほかに{針供養」(2月8日)と「甘酒まつり」(10月3日)の年中行事があります。それぞれ関係者がお参りし盛大に祭が催されています。

 針供養の神事が行われた後の針は境内にある「針塚」に」納められています。




 宝物殿等
 大鳥居をくぐると、すぐのとこるに宝物殿があります。地下1階地上2階の宝物殿には、徳川家から奉納された雛人形や宝物が納めているとのことです。
 また、境内には加太の海や磯で獲れた新鮮な海産物等を販売する土産店が年中営業している。  


Posted by jiiyasan at 11:16Comments(10)