2008年04月28日

狐島稲荷神社


 狐島稲荷神社
 【所在地】和歌山市狐島北川原(国道26号線狐島交差点東)
 【祭神】  宇気持神
   宇気持命は、宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)とも云われ、伊勢神宮外苑の豊受大神と同神とされ   「五穀豊穣の守り神」といわれます。
    また、稲荷神社は「イネ」を「ナラせる」から「イナリ」と称せられ、商売繁盛、一家   繁栄、除災、開運の神としても信仰されてきました。
    (本殿左に赤い鳥居の稲荷神社がみえます)





  【由緒】 この神社の正確な創建などは不明とのことですが、紀の国の民話・和歌山市編のなかに「狐   島のキツネ」とのこの神社にまつわる民話が残っていることから、古いお宮でしょう。
 
 (想像ですが・・)この地域には、北島、福島、島橋・・・・などの「島」とつく地名が残っています。太古にはこのあたりが海だっ  た頃に沢山あった島のひとつで「キツネ」が沢山住んでいたのでしょう。
  狐島神社は樹齢数百年と思える古木におおわれて、現在のように開発される前にこの付近で育った子供たちは、ここでよ   く木登りをして遊んだということである。





 【稲荷信仰】  
 お稲荷さんの象徴は「赤い鳥居と狐」で、知らない人はない神社で、全国の神社のなかで八幡神社に次いで2番目に多いそう で、工場、ビルの屋上、商店街の片隅などに祀られて十数万社とあるそうな。
  (写真左は木本八幡宮境内に、右は南海和歌山市駅近くの路傍に祭られています)
 
  こんなに多く祀られているお稲荷さんですが、その起源や歴史についてはあまり知られていないのが実情のようです。
  


Posted by jiiyasan at 22:39Comments(10)