2008年05月24日

役行者堂(加太)

 

 【山岳信仰と役行者】
 古来からわが国では山々には神霊が宿ると信仰されてきました。
そして、奈良時代には日本独特の宗教として「修験道」が成立したとされ、この開祖は「役行者」(役小角(えんのこずめ)とも呼ばれる)といわれている。
 
この修験道を信奉し、険しい山々で修験道の実践する人を一般に「修験者」または「山伏」と呼んでいます。近畿では大峰山(奈良)が霊場として著名で一般人も信仰の現れとして登山(女人禁制)がおこなわれています。

 現在和歌山市加太には「役行者堂」という古いお堂があり、かつて役行者が住み、修行を積んだとがあると伝えられている。
 
 


 
「役行者堂」は加太淡島神社の近くの山の上にあり、加太街道にある石碑の示す険しい石段を登ったところにあります。
 
 かつて「役行者」が、「友ヶ島」を行場として開いたときに、加太春日神社(例大祭のエビまつりで知られる)に勧請してご祭神を守護神にされたとの関係で、現在でも毎年4月20日ごろ(新暦)京都より聖護院門跡が大勢の山伏僧とともに正式参拝されています。
 現在、参拝のときに「山伏僧」たちがこのお堂に宿泊し修行するとのことである。





 「観音堂」と「紀伊水道の遠景
 役行者堂境内から加太湾や友ケ島を見渡すばらしい景観を目の前にすることができます。
 また、行者堂に登る途中に「観音堂」があります。毎年、初午祭には付近の人で厄年にあたる人達が観音様に餅を供えた後、餅まきをして厄払いをする習わしがあるそうです。
  


Posted by jiiyasan at 13:57Comments(12)