2009年07月03日

夏が来る

           
 「夏越跋」(なごしのはらえ)
 近くの神社に「茅の輪」が取り付けられていました。(6月30日射矢頭八幡神社)
 毎年6月晦日にこの半年の罪の穢れを祓い、この夏以降の疾病を祈願する神事で、近くの住民の方々が集まり「茅の輪くぐり」をしたうえ宮司さんから「おはらい」をうけます。
 この神事を終えると翌7月1日には「海開き」の神事があり梅雨明けとともに海水浴場がオープンして暑い夏を迎えます。

 「茅の輪くぐり」(ちのわくぐり)」
 「」(かや、ち)は昔は屋根葺きにも使われた植物で、日本各地の河川などに群生していたものだが、最近では遠方まで出かけないと良い「かや」が少なくなったとの宮司さんのお話でした。

 

 
 大賀蓮       
  浄土真宗本願寺派「安楽寺」の本堂前に新任の御住職が「大賀蓮」を咲かせました。今年からお墓参りの檀家さんの眼を楽しませています。
 直径1メトル以上もある植木鉢には6月下旬から鮮やかなピンク色の4輪の蕾が順次開花しており現在2輪目が開花中です。住職さんに聞きましたところ、4月はじめに近くのお寺さんから、「株分け」してもらったものだとのことです。



 
  「大賀蓮」
昭和26年(1951)に千葉市でおよそ二千年程前の地層から発見された蓮の種子3個のうちの1個の発芽に成功したとのニュウスに、古代ロマンに満ちた「蓮」が話題となりましたが、この蓮を発見された大賀博士の名に因んで「大賀蓮」と名付けられらました。
 この蓮は、最も美しく鑑賞できるのは早朝からご午前9時ごろまでで、その後は花びらをとじます。
また、開花するときに耳を澄ますと「ポン」という音がするといわれていますが、開花閉花を3~4回くりかえすと花弁が散ってゆくとのこと。


  


Posted by jiiyasan at 21:51Comments(0)