2008年06月12日

弥勒菩薩坐像

弥勒菩薩坐像
 和歌山市の深山地区を通る旧紀州街道脇に「弥勒菩薩坐像」を祭る小さな祠があります。
   
     【弥勒菩薩】とは、簡単に言えば、仏教の「始祖」の釈迦の救いに漏れた衆生をことごとく済度すると云われている
            菩薩のことです。 

 この祠の傍に傍に建てられている説明書によると
 「この像は鎌倉後期時代の修験者(山伏修行者)が修行のため大峰入りするにあたり、修験者の無病息災を祈願して刻んだ菩薩像と見られ、併せてこの付近の通行人にも無病息災を祈願する目的で道路の辻に建立されていたものらしいとのこと。
 この像は、その後の天変地異のため、この地に流れる「あぶり川」に埋没しいたのを、土地の住民で寒行中の人が霊感を受けて発掘したものといわれ、昭和17年から「辻地蔵」として祀られてきたという。




弥勒菩薩坐像
 この祠は、旧紀州街道から「休暇村紀州」に行く登り口にありjます。
 毎年4月24日に信者がお祭をしているとのことですが、昭和55年の祭礼の日に昼過ぎから急に天候が悪くなったため、参列者達がいつもより早く帰ったあとに、お社は勿論のこと、車も全壊するという交通事故が起きたが、ご本尊だけは毅然とお座りになり、また、交通事故を起こした2人の若者にも何らの被害も起らなっかたという。 本当に不思議な出来事であったといわれ、このときはじめてこの像は、「弥勒菩薩座像」であるとが判明し、その後も信仰を集めているという。




弥勒菩薩坐像
 「円光大師遺跡碑
森林公園入り口(深山側)に「円光大師遺跡」の碑(明和4年巡拝記念)と読み取れる古い石碑があります。
 加太方面から「大川トンネル」を大阪方面にぬけると、法然上人(円光大師)が開祖とされる報恩講寺(通称大川寺)という由緒ある寺があります。
 この地域は昔から宗教に関する遺跡等が多いところでもある。
        (大川寺の記事は近く投稿の予定です。)



Posted by jiiyasan at 10:05│Comments(6)
この記事へのコメント
弥勒菩薩さまを 次に通りかかった時 拝みます。
霊験あらたか なんですね。
Posted by kjgdkjgd at 2008年06月12日 17:23
報恩講寺行ってみたいです!あのへんはよく通りますが、知りませんでした(^^;
Posted by どん at 2008年06月12日 20:48
kigd さんへ
すぐに目につくとおもいます。
かなり車の交通がありますので、気をつけてね。
Posted by jiiyasanjiiyasan at 2008年06月13日 09:29
どん さんへ
昔は急坂な大川峠を越えねばなりませんでしたが、今はトンネルで抜けられます。ただ、お寺の付近の道路巾は若干狭いと思いますが・・・・・。
Posted by jiiyasanjiiyasan at 2008年06月13日 09:38
報恩講寺さんへ お参りする時は 車を 海辺の堤防沿い(しまっている民宿などの前)に止めて ちょっと歩けばいいです。
Posted by kjgdkjgd at 2008年06月14日 08:38
kigd さんへ
車をおくのは、寺の近くには無理ですね。
Posted by jiiyasanjiiyasan at 2008年06月14日 09:10
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